|
足の骨格構造上、足の内側部(親指・人差し指・中指側)は運動性をつかさどる機能を持ち、足の外側部(薬指・小指側)は安定性をつかさどる機能を持っています。従来のシューズインソールは足の内側部のアーチをサポートすることで、低下した足の機能を補う場合に非常に有効となるものでした。その一方で、足の内側部のアーチを押さえつけることは足の運動性を制限することにつながるとともに、足の外側部のアーチに対してはサポートが不十分になっていました。つまり、従来のシューズインソールは安定性を得るために運動性を犠牲にしているという側面を持っていました。安定性と運動性の相反する2つの要素を同時に満たすため、足の横アーチ・内側縦アーチ・外側縦アーチを連動させたドーム形状としてとらえたのがBMZキュボイドバランス理論です。足の骨格構造の土台となる立方骨(キュボイド)を支えることで身体の横ブレを抑制するとともに、足指全体を自由に動かせるようにすることで足のバランスを向上させています。また、かかと骨前部を支持することで立方骨とかかと骨を含む足根骨全体をより自然な状態で安定させるCCLP理論も併せて採用しました。その結果、足元の安定性が向上することによってスエー(身体の流れ)を抑制し、さらに、股関節の可動域が広がって大きく体を捻転することが可能になり、パワーを最大限に発揮することで飛距離アップを実現します。アシトレゴルフ・ブースターモデルをベースに、カーボン素材のプレートを追加装着することで立方骨(キュボイド)のサポート力をさらに向上させており、足骨格バランスの保持力を最大限に高めています。
※一部のフットジョイ社シューズは、追加パーツが必要になる場合があります。