チタンにシリコンを加えた新配合のVRチタン素材をフェースに採用し、優れた強度と靭性(粘り)でボディ設計の最適化を実現しました。
フェースおよびエッジ後方のボディ部を薄肉化することにより、インパクト時に大きなたわみを生み出してボール初速を飛躍的に向上させています。
また、エッジ周辺の剛性を強化することでインパクト時の変形を軽減させ、インパクトエネルギーを効率良くボールに伝えて飛距離アップをサポートします。
さらに、ヘッド挙動を安定させるアクティブウイングにも改良を加え、クラウン側の突起だけでなく、ソール側にも段差を設けることで空力性能を進化させました。
ダウンスイング前半の遠心力によるヘッドのブレを抑制し、スイートスポットを捉える安定したインパクトをもたらします。
ヘッド形状はヒール側のふくらみを抑えて適度な捕まりをイメージしやすいフォルムに仕上げ、ストレートに強く振り抜きやすいトップラインで、ややハイバック形状にすることで吹け上がりを抑えた強弾道を発揮します。
ロフト角・ライ角・フェース角の調整が可能なクイックチューンシスム(QTS)も搭載しており、12通りのポジション設定が個々のゴルファーに最適な弾道を提供します。
シャフトには藤倉コンポジット社のスピーダーNXゴールドカーボンシャフトを装着しており、スピーダーNXグリーンモデルをベースにDHXテクノロジーによって一体感のあるスムーズな振り心地を持たせ、手元側の剛性を抑えることでタメを作りやすくしてヘッドスピードの向上に導きます。