単一素材(S20C)の鍛造製法で、混じり気のない心地良い打感と乾いた打球音を持たせたハーフキャビティバック構造モデルです。バックフェース下側には中央を頂点とした三角形状の肉厚な部分を形成し、そこから上部に向かってやや肉厚な部分~完全なキャビティ部分と、段階的に肉厚を変化させています。Xフォージドモデルに比べてやや大きめのヘッドサイズで、キャビティ部分の面積も広くなっており、加えて、やや多めのオフセットや厚めのトップブレードなど、より寛容性を高めたデザインに仕上げました。また、Xフォージドモデルに比べてストロングロフト設計を施しており、寛容性だけでなく優れた飛距離性能も発揮します。さらに、リーディングエッジ側とトレーリングエッジ側に面取りを入れたトライレベルソールデザインにより、スムーズな振り抜きをもたらしてボールコントロールのしやすさに貢献しています。シャフトには日本シャフト社のN.S.PRO950GH・NEOスチールシャフトを装着しており、N.S.PRO950GHスチールシャフトに比べて中間剛性を高くすることで相対的にシャフト先端側がしなってヘッドスピードが上がる設計になっています。