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【公式】X FORGED MAXシリーズ 試打インプレッション
従来のXフォージドアイアンと同様に軟鉄(S20C)鍛造ヘッドにキャビティバック構造を採用しながら、さらなる寛容性を追及しました。
バックフェース下部の段差が付けられた部分にCNC加工を施してトゥ側とヒール側に小さなポケットを配置し、その余剰重量をソール幅に再配分してセミワイドソールに仕上げており、重心位置が深くなったことでミスヒットに強く、ボールも上がりやすくなっています。
段差の中央部分はポケットのない肉厚設計になっているため、センターでヒットした際の軟鉄鍛造ならではのソフトで心地良い打感は損なわれておりません。
また、リーディングエッジ側とトレーリングエッジ側に面取りを入れたトライレベルソールデザインにより、セミワイドソールでありながらスムーズな振り抜きをもたらしてボールコントロールのしやすさに貢献しています。
バックフェース下部のトゥ側には切子(カットグラス)で見られる切り出した模様状のX字デザインを施しており、全体のシャープな造形の中で目を引くアクセントになっています。
シャフトにはトゥルーテンパー社のDG(ダイナミックゴールド)MIDスチールシャフトを装着しており、ツアープロから絶大な支持を得ているDGモデルのフィーリングはそのままに、近年のトレンドになっているロースピンアイアンに合う設計を施しました。
シャフト中間部分の剛性を硬めに、シャフト先端側の剛性を軟らかめに設定することで、通常のDGモデルに比べて打ち出し角とスピン量を増加させています。
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