Q1. フルショットやスクエアに構えるアプローチが中心です。最も基本で安定したモデルはどれですか?
A. 「Fグラインド」が最適です。 Fグラインドは「もっとも高い寛容性」を備えたフルソールデザインです。バウンスが高めで地面への刺さりを防ぐため、フルスイングでの安定性と一貫性が抜群です。また、スクエアフェースで打つチップショットでザックリなどのミスが出やすい方にとっても、芝の上を滑ってくれる「セーフティネット」のような役割を果たします。
・ 向いている人(F): フルショット中心、基本に忠実なピッチ&ラン、安定性を求める人。
Q2. グリーン周りでフェースを開いたり閉じたりして、多彩な技を使いたいのですが?
A. 「Mグラインド」がおすすめです。 トウ、ヒール、トレーリングエッジ(後方)を削った形状のため、フェースを開いてもリーディングエッジが浮きにくく、構えやすいのが特徴です。ボブ・ボーケイが「プレーヤーがさまざまなショットを打てるように」開発したモデルで、まさにショットメーカーのためのグラインドです。
・ 向いている人(M): グリーン周りでクリエイティビティを発揮したい人、フェースを開いて使いたい人。
Q3. Mグラインドのような操作性が欲しいですが、入射角が鋭角(ダウンブロー)で、地面に刺さりやすいのが悩みです。
A. 「Dグラインド」を選んでください。 DグラインドはMグラインドの派生形で、形状は似ていますが「前方バウンスが高い」のが特徴です。これにより、鋭角なスイングや柔らかいライでも刺さりにくく、Mグラインドの操作性と、より高い許容性(やさしさ)を両立しています。
・ 向いている人(D): ディボットを深く取るタイプ、Mグラインドだと刺さると感じる人、柔らかいターフでプレーする人。
Q4. バンカーが苦手です。とにかくバンカーから脱出しやすく、やさしいウェッジはありますか?
A. 「Kグラインド」が最強の味方です。 幅広のソールと大きなキャンバー(丸み)が特徴で、ボブ・ボーケイ自身が「バンカーをやさしくするウェッジ」と語るモデルです。オートマチックに砂の上を滑ってくれるため、バンカーへの恐怖心を減らしてくれます。
・ 向いている人(K): バンカー脱出を最優先したい人、深いラフや柔らかい砂質でプレーする人(12K)、または硬めの砂でも幅広ソールのやさしさが欲しい人(06K)。
Q5. 地面が硬いコースによく行きます。弾かれずにクリーンに打ちたいのですが?
A. 主に2つの選択肢があります。
1. スクエアに打つなら「Sグラインド」: ソール幅を狭くしているため、硬い地面でもソールが弾かれすぎず、スムーズに抜けます。全英オープンのような硬いリンクスでも安定したコンタクトが可能です。
2. フェースを開いて技巧を使うなら「Tグラインド」: 極めて狭いソールと低バウンスにより、ベアグラウンドのような硬くタイトなライでもボールの下にヘッドを入れることができます。
・ 向いている人(S): 硬いライ、スクエアフェースでのショット中心、安定した抜けを求める人。
・ 向いている人(T): 非常に硬いライ、フェースを開いて操る上級者、精度とフィーリング重視の人。
Q6. セット内ですべて同じグラインドに揃えるべきですか?
A. いいえ、使い分けることを推奨します。 ツアープロの多くは、役割に合わせて複数のグラインドを組み合わせています。例えば、フルショット用のロフトには安定した「F」、グリーン周り用には操作性の高い「M」や「T」、あるいはバンカー用に「K」を入れるなど、自分の苦手な状況を補い、得意なショットを活かす構成にすることが推奨されています