従来のカーボンフェースは中央部分を薄くして反発性能を高めていましたが、ヘッドスピードが速いゴルファーの場合、強度の問題から薄くできず、十分な反発性能を得られないという課題がありました。
そこで新たに開発されたのが「パワーレイヤーカーボンフェース」です。
このフェースはカーボンの積層構成を工夫することで厚みを持たせながらも高い反発性能を実現しました。
フェース内部にカーボンより柔らかい樹脂素材のパワーレイヤーを配置することで、インパクト時に大きなたわみを生み出し、ヘッドスピードが速いゴルファーでも柔らかい打球感を得ながら直進性の高い強弾道で飛距離アップを可能にしています。
加えて、フェース表面全体には特殊なざらつき加工を施すことで摩擦を高め、ボールの滑りを抑制し、雨天時のショットでも安定したパフォーマンスを発揮します。
ソール後方には捕まりを調整できるスライディングウェイトを搭載し、深い重心設計によって安定性を高め、ブレの少ない力強いショットを実現したドライバーです。