フェースのトゥ側からヒール側にかけて外周部の剛性を最適化したバイフレックスフェースを搭載し、エッジ部（フレーム）がインパクトエネルギーを受け止めてフェースとボディのたわみを増幅させ、拡大した高初速エリアによってオフセンターショット時でも大きな飛距離を生み出します。また、ダウンスイング前半の空力をコントロールしてヘッド挙動を安定させるアクティブウイングを進化させ、２段式になった新たな翼で空力性能がより向上しています。さらに、剛性の高いエリアと低いエリアを交互に配置した４層構造のリバウンドフレームテクノロジー、薄肉軽量化されたライトウエイトクラウン、フェース全面をたわみやすく設計したフラットカップフェース、オフセンターヒット時の方向性を安定させる６分割バルジ＆ロール設計フェースなど、最新のテクノロジーを搭載しています。加えて、ＱＴＳスリーブフィッティングシステムも搭載しており、１２通りのポジションでロフト角・ライ角・フェース角の調整が可能になっています。シャフトには藤倉コンポジット社のベンタスＴＲレッドカーボンシャフトを装着しており、フルレングス超高弾性７０ｔカーボンと高弾性カーボンで構成されるマルチバイアス構造を採用して、オフセンターヒット時のヘッドのねじれを抑制して優れたコントロール性能を持たせました。また、最外層に藤倉コンポジット独自の開繊クロス材を採用することでシャフト中間部のねじれと曲げの剛性を高めており、ボールの散らばりの抑制効果をより向上させています。「走り感」や「暴れやすい」という従来の先中調子系のイメージを覆し、粘り感のあるフィーリングと優れた安定性を持たせました。